エイシンコンウェー（1996年生、母Cuddle Time）

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

9月20日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（1999年）

1月16日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るポットテムジンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月21日、中2週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したマンリーパースンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下のれんげ賞（阪神芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたダイイチブライト決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（4戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた8戦目は、4歳500万下のマカオ・ジョッキークラブ・トロフィー（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエイシンウォーレンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月13日、中2週で迎えた9戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバイオレントムーヴに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月6日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた11戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

11月28日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上900万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4歳（2000年）

1月9日、中4週で迎えた14戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のイアラハリケーンに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月12日、中2週で迎えた16戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月3日、約9か月半の休み明けで迎えた18戦目は、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

5歳（2001年）

5月13日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般A（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月16日、中4週で迎えた20戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、中土佐町双名ヶ浦浜びらき特別（高知ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般A（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月30日、中2週で迎えた22戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般A（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエーコーホルダーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

8月12日、中1週で迎えた23戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の建依別賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般A（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は西内忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。