アトモストリミッツ（2020年生、母エクシードリミッツ）

Utmost Limits

2020.02.10

アトモストリミッツ（2020年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「極限」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時19歳）と交配したエクシードリミッツが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月17日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったトレンディスターに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月16日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

12月28日、中9週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のヴァルダリスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2023年）

2月4日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳1勝クラスのかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（2戦1勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

6月18日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた5戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。