かささぎ賞

レース展開

トレンディスターが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くユカリプレリュード

前に出たのはトレンディスター。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にユカリプレリュードが続く。少し間隔を置いて、トールキンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアトモストリミッツ。その1馬身後ろ、プライムレートとアスクドリームモアは中団前め。ステークホルダーとメイショウコギクは中団馬群のちょうど真ん中を併走。エコロレジーナは中団後方の位置取り。ルイスは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢するのはジューンオレンジとハウピア。少し離れた最後方にセロンテソーロがいる隊列で最初のコーナーを通過。

かささぎ賞、トールキンが類まれなレースセンスを駆使した手堅い取り口で押し切る

先頭はトレンディスターでリードは1馬身。単独の2番手にユカリプレリュードが続く。そのあと、トールキンが3番手。先行勢から少し離れたところにアスクドリームモアが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける1番人気のトレンディスター。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいたトールキンがぐんぐんと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、逃げ粘ったトレンディスターが続き、2着とクビ差の3着には、先行勢の後ろの位置からゴールまでじわりじわりと伸びたアスクドリームモアが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたエコロレジーナが入線した。2番人気のジューンオレンジは後方3番手にいたが末脚弾けず5着に敗れた。