プレシャスウィーク（2002年生、母ポーラリヴァール）

プレシャスウィーク（2002年3月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「大切な週」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時7歳）と交配したポーラリヴァールが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方18戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般C3。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月23日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は518kg。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

5月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に敗れた。

7月31日、中6週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

8月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

10月1日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

11月13日、中5週で迎えた8戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた9戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアクトジローを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

12月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は菅原順騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月4日、中0週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアマミハヤテを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

1月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のダンストンシリウスをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

3月27日、中9週で迎えた15戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原順騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原順騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原順騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（6戦2勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（7戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（9戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（10戦2勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（11戦2勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

9月3日、中5週で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原順騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。