ナリタブリリアント（1999年生、母リアリーデライトフル）

ナリタブリリアント（1999年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のK.O. Punch（当時4歳）と交配したリアリーデライトフルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の一般C2。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

9月14日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた2戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた3戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

4歳（2003年）

4月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた4戦目は、佐々木明美騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（門別ダート1200m 雪/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のアイルビーバンブーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月16日、連闘で迎えた5戦目は、一般D4-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木明美騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユウショードリームに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月22日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木明美騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエヴリモーメントに6馬身の差をつけて3勝目を収める

6月11日、中2週で迎えた7戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木明美騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木明美騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオカノカチドキから1馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木明美騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったモモイロバンブーからハナ差の2着に惜敗した。

8月5日、中3週で迎えた10戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木明美騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスガノハッピーから7馬身差の2着となった。

9月2日、中3週で迎えた11戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木明美騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、ペルセウス特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木明美騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサイレンスユウキからアタマ差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、庫富特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木明美騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったビューテフルライフから1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2004年）

4月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のムハイノチャンプをクビ差制して久方ぶりの実戦を物にした。

5月5日、連闘で迎えた15戦目は、ベル食品特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

5月19日、中1週で迎えた16戦目は、時計台特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムエスゴールドから4馬身差の2着となった。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のビオトープに1馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

6月16日、中1週で迎えた18戦目は、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月19日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、グランドオペラ賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた20戦目は、エアエミネム賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月18日、中6週で迎えた21戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタクバンクスに5馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

12月31日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2005年）

1月8日、連闘で迎えた23戦目は、MIT 岩手めんこいテレビ杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

5月23日、中6週で迎えた25戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。