エアーカラット（2002年生、母エイトカラット）

エアーカラット（2002年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のミシックトライブ（当時6歳）と交配したエイトカラットが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川哲也。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦3勝2着5回。2004年の九州ジュニアグランプリ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松島壽厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2004年）

9月23日、デビュー戦は高山伸一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノヒナタに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月12日、中2週で迎えた2戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月3日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2005年）

1月15日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた5戦目は、3歳500万下の白梅賞（京都芝1600m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた6戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノスパークリーに3馬身の差をつけて2勝目を収める

2月25日、連闘で迎えた8戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイタリアンスキーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

3月21日、中2週で迎えた9戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般B16（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベルウイングに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた11戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月1日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳500万下のあやめ賞（京都芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月25日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた13戦目は、綾音賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブロードベルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。17頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

6月21日、中0週で迎えた15戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゼンノテキーラにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月6日、中1週で迎えた16戦目は、ボニート君2才誕生記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユキノチェイサーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（8戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

8月24日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月28日、中4週で迎えた20戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールデンメガミに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月5日、連闘で迎えた21戦目は、小田貴史君英子さん祝結婚記念（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉地学騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

11月21日、中6週で迎えた22戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

12月13日、中2週で迎えた23戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

4歳（2006年）

1月13日、中3週で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、少々速いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

1月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般C2-11 12（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

2月17日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた26戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2七（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた29戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2-12 13（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

5月5日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた30戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。