モリトラッキー（2011年生、母パディントン）

モリトラッキー（2011年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ラッキー」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバゴ（当時10歳）と交配したパディントンが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地4戦0勝、地方24戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって735万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、石橋忠之によって630万円で落札された。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

6月23日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は504kg。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

9月15日、中8週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

10月5日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

11月9日、中4週で馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた6戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、トリルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったキスザブライドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3歳（2014年）

1月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

2月28日、中5週で迎えた11戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の向山牧騎手おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた13戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で島崎和也騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で島崎和也騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で島崎和也騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で島崎和也騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で島崎和也騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で島崎和也騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で島崎和也騎手（10戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のセントウォークをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で島崎和也騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた25戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた26戦目は、3歳戦のかさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般C33（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（12戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた28戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。