トレーンベアラー(2017年生、母Cabaret Starlet)
Train Bearer
2017.04.03
トレーンベアラー(2017年4月3日)は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「結婚式で新婦と一緒に入場する女の子のこと」。毛色は鹿毛。種牡馬のCarpe Diem(当時5歳)と交配したCabaret Starletが7歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
石坂正厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(2019年)
10月5日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬(京都芝1200m 晴/良)に出走。馬体重は450kg。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。
12月8日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利(阪神芝1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手(1戦0勝)。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
3歳(2020年)
3月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(阪神ダート1200m 小雨/重)に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミヤコシスターにクビ差届かず2着に惜敗した。
3月29日、中2週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(中京ダート1400m 雨/不良)に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダッチマンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月7日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス(阪神ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は浜中俊騎手(1戦0勝)。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。
8月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス(小倉ダート1700m 晴/重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手(2戦0勝)。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。
9月12日、中2週で迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス(中京ダート1400m 晴/稍重)に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、4着に終わった。
11月15日、中8週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス(福島ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手(1戦0勝)。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。
12月6日、中2週で迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス(中京ダート1400m 晴/良)に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
4歳(2021年)
2月14日、中9週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス(小倉ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は吉田隼人騎手(2戦0勝)。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。
3月21日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス(中京ダート1400m 小雨/不良)に出走。鞍上は松山弘平騎手(1戦0勝)。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。
10月31日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの十日町特別(新潟芝1400m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。
12月11日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス(中京ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は吉田隼人騎手(3戦0勝)。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
5歳(2022年)
1月10日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス(中京ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手(4戦0勝)。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したエイシンギアアップを差し切れず、2馬身差の2着となった。
2023年1月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。