イネディット（2013年生、母ステラーホープ）
Inedite
2013.02.23
イネディット（2013年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「未発表の（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時14歳）と交配したステラーホープが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。主な勝ち鞍は2017年のさざんか特別(一般C3-2)。
経歴
デビュー前
杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2015年）
11月14日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 雨/重）に出走。馬体重は392kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。
12月6日、中2週で迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。
3歳（2016年）
2月13日、中9週で迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。
4月24日、中9週で迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。
7月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。
8月14日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。
4歳（2017年）
5月11日、約9か月の休養明けで馬体重を前走からさらに30kg増やして迎えた7戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、アイキャストに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
6月1日、中2週で迎えた8戦目は、襟裳岬灯台賞（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったカネショウラメールに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
6月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、アースウォールに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
6月29日、中1週で迎えた10戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のパドミニに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
7月20日、中2週で迎えた11戦目は、新ひだか町百年の赤松賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のヤマニンルモンドに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
8月17日、中3週で迎えた12戦目は、マック鈴木来場記念特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた13戦目は、日高軽種馬青年部連合会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。
9月13日、中1週で迎えた14戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、北海道きたやさい特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。
10月11日、中3週で迎えた15戦目は、さざんか特別（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のツリーオブツリーに3馬身の差をつけて制した。
11月9日、中3週で迎えた16戦目は、ミズナラ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。
5歳（2018年）
3月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から38kg減らして迎えた17戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。
6月23日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の立待岬特別（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。
6歳（2019年）
4月18日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。
5月2日、中1週で迎えた21戦目は、上湧別チューリップフェア特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。
5月16日、中1週で迎えた22戦目は、日高地区測量設計協会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた23戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、花菖蒲特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた24戦目は、夏椿特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。
7月11日、中3週で迎えた25戦目は、朝顔特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
7月25日、中1週で迎えた26戦目は、新ひだか夏まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた27戦目は、鷹栖町町制50周年記念特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。
8月22日、中1週で迎えた28戦目は、モミジアオイ特別（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（6戦3勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
9月10日、中2週で迎えた29戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!馬産地日高特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
9月24日、中1週で迎えた30戦目は、ダリア特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。
10月8日、中1週で迎えた31戦目は、日高町商工会特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた32戦目は、イロハモミジ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。
11月5日、中1週で迎えた33戦目は、しべつ牛乳特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（7戦3勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。