イナクティーレ(2015年生、母シャープブロー)
Inacutire
2015.04.17
イナクティーレ(2015年4月17日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフリオーソ(当時11歳)と交配したシャープブローが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本 健一。主な勝ち鞍は2017年の2歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、坂本健一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
柏原誠路厩舎(西脇)へ入厩。
2歳(2017年)
10月4日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、2歳(園田ダート1400m 晴/重)に出走。馬体重は413kg。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモアナジンクを強烈な末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。
3歳(2018年)
4月3日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、3歳A B(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手(1戦1勝)。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。
4月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳A B(園田ダート1700m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手(2戦1勝)。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
6月22日、中7週で迎えた4戦目は、3歳A(園田ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手(3戦1勝)。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエイシンエールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗れた。
7月18日、中3週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2(園田ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るスリングショットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
8月16日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の園田サマーチャレンジ(園田ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手(1戦1勝)。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。
9月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の園田オータムトロフィー(園田ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手(2戦1勝)。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
10月19日、中4週で迎えた8戦目は、そのだライオンズクラブ杯(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は永島太郎騎手(4戦1勝)。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
11月13日、中3週で迎えた9戦目は、尼崎城 できまんねん!特別(園田ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手(5戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジンバイッタイを3/4馬身振り切って3勝目をゲットした。
12月11日、中3週で迎えた10戦目は、師走特別(園田ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は川原正一騎手(3戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウインベントゥーラにアタマ差届かず2着に惜敗した。
4歳(2019年)
1月16日、中4週で迎えた11戦目は、夢前川特別(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は永島太郎騎手(6戦2勝)。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。
2月13日、中3週で迎えた12戦目は、フリージア賞(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手(7戦2勝)。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。
3月13日、中3週で迎えた13戦目は、るり溪ゴルフクラブ特別(園田ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手(8戦2勝)。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。