キッチンウイッチ（2015年生、母ベレスプリ）

Kitchen Witch

2015.04.13

キッチンウイッチ（2015年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「台所に飾る魔女の人形」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時19歳）と交配したベレスプリが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、若林牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、若林牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大栗芳一によって334.8万円で落札された。2歳のとき、八木明広から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

9月24日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

10月15日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で水口優也騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

3歳（2018年）

2月10日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水口優也騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水口優也騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の肥前特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた8戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、晩春賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

5月27日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のDS2018九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

12月11日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、長崎街道塚崎宿特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

4歳（2019年）

1月30日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、今年もお得ばい!SPAT4のポイント賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた12戦目は、埼玉県肉用牛経営者協会会長賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。