オールボーイ（1999年生、母キーローズライン）

オールボーイ（1999年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時14歳）と交配したキーローズラインが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）細川牧場。戦績は、地方19戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のガーネット特別(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、細川牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、石川県馬主会によって262.5万円で落札された。

鈴木正也厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2001年）

7月9日、デビュー戦は平瀬城久騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は477kg。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた3戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスカイスキーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

9月16日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアラブ若駒賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホーエイボーイに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るショウリノチケットを上がり0位の末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアラブフレッシュカップ（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月8日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

12月22日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3歳（2002年）

1月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で中川雅之騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスカイスキーに6馬身の差をつけて3勝目を収める

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で中川雅之騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シカトラマに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で中川雅之騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マリリンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で中川雅之騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のアラブ優駿（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で中川雅之騎手（13戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で中川雅之騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジノタカラにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月15日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。