サクラグランレーヴ（2010年生、母サクラエンプレス）

サクラグランレーヴ（2010年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大きな夢（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルデバランⅡ（当時12歳）と交配したサクラエンプレスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方32戦0勝。主な勝ち鞍は2012年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

10月14日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサークルオブライフに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2013年）

2月10日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はレッドヴィーヴォと並んで2着同着となった。

6月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

9月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上500万下の古作特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4歳（2014年）

3月22日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は三浦皇成騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5月12日、中6週で迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、薫風特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた9戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、夏椿特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、鴫立沢特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた11戦目は、りゅう座特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた12戦目は、夕凪特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月16日、連闘で馬体重を前走から18kg減らして迎えた13戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、雲取山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月28日、中1週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた14戦目は、いるか座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた15戦目は、日暮特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた16戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、立秋特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた17戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、初嵐特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた18戦目は、うお座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた19戦目は、みずがめ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた20戦目は、世田谷ナンバースタート記念特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林拓未騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた21戦目は、晩秋特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林拓未騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた22戦目は、サンクスナイト賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林拓未騎手（5戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた23戦目は、ハッピーエンド特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林拓未騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた24戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、グッドラック特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5歳（2015年）

1月23日、中3週で迎えた25戦目は、雪晴特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は小林拓未騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた26戦目は、梅見月特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（8戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた27戦目は、若鮎特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（9戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた28戦目は、若葉特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林拓未騎手（10戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた29戦目は、六分儀座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林拓未騎手（11戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、5着を確保した。

4月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1五 C2四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林拓未騎手（12戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた31戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林拓未騎手（13戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1六 C2四（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小林拓未騎手（14戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林拓未騎手（15戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

9月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた34戦目は、文の京特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小林拓未騎手（16戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた35戦目は、目黒区特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で小林拓未騎手（17戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2三四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小林拓未騎手（18戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた37戦目は、かえで賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小林拓未騎手（19戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた38戦目は、ダービーインパクト盃（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で小林拓未騎手（20戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた39戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、一般C1十 C2四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。