マヤノアシビ（2004年生、母ポットブリリアンス）

マヤノアシビ（2004年1月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋馬酔木（ツツジ科の植物名）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時14歳）と交配したポットブリリアンスが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川隆則。戦績は、中央平地2戦0勝、地方4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

斉藤弘光厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2007年）

9月20日、デビュー戦は戸部尚実騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテキサスイーグルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハルエサンに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

10月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシンワエルシドに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2008年）

2月10日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

5歳（2009年）

4月22日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。