ピエナファリア（2017年生、母マーブルカテドラル）
Piena Falla
2017.01.21
ピエナファリア（2017年1月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時11歳）と交配したマーブルカテドラルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C2四五。
経歴
デビュー前
1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、本谷兼三によって1,620万円で落札された。
飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2019年）
8月31日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。
10月6日、中4週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。
3歳（2020年）
1月5日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。
1月26日、中2週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。
2月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。
7月12日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。
2020年8月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
8月26日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の鈴蘭高原賞 （a）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
10月6日、中5週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十一（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。
12月14日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。
4歳（2021年）
1月3日、中2週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、寿老人賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジェイケイステラに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
1月29日、中3週で迎えた12戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
3月5日、中4週で迎えた13戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したリベリアスハートに3/4馬身届かず2着に敗北した。
3月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
4月23日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のジェイケイステラに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
5月25日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
6月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のユキマツリに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
7月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリベリアスハートを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月30日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
8月27日、中3週で迎えた20戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
9月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1七八（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
10月20日、中2週で迎えた23戦目は、レコードな町新冠賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。
11月9日、中2週で迎えた24戦目は、龍脳菊賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したパンディーロに半馬身届かず2着となった。
11月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。
5歳（2022年）
1月3日、中5週で迎えた26戦目は、毘沙門天賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したキミニアイタイを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
2月2日、中3週で迎えた27戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ジョイホース浜松開設9周年記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。
3月1日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。
4月4日、中4週で迎えた29戦目は、花水木賞（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。
5月5日、中3週で迎えた30戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた31戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。
6月14日、中3週で迎えた32戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、金連花賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。
7月5日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。
6歳（2023年）
11月21日、約17か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた34戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。
12月22日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。
7歳（2024年）
1月12日、中2週で迎えた36戦目は、寒桜特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。
2月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、馬い!八丈島レモンを食べよう（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。
2月19日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3七八（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
3月11日、中2週で迎えた39戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、歩波賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。
3月26日、中1週で迎えた40戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、池上ハタチハピバ杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。
4月9日、中1週で迎えた41戦目は、胡桃澤ももデビュー3周年記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。
4月23日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2十三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた43戦目は、久留須浩司生誕50年&田中洋平初来場記念 特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したヘリオシースを差し切れず、1馬身半差の2着となった。