3歳未勝利

レース展開

ワイドカントが一団をリードする形、そのあとにジュヌヴィエーブが取り付く

ワイドカントが果敢に端をきり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にジュヌヴィエーブが続く。そのあと、バトーデュシエルが3番手の絶好位につける。その後ろ、ロードベイリーフは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはスリーコーズクライ。その1馬身後ろ、カヴァートとアドマイヤヴェラは中団やや前。ヒルノエドワードは中団馬群の真ん中あたりを追走。その2馬身以上後ろ、ラストブラッサムとサクセスバローズは中団後方の位置取り。続いて、タイセイメガロスが11番手。ユヌエトワールは後方5番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方5番手でジックリと折り合いに専念するのはビナアテナとエアファンディタ。後方2番手の位置で末脚を温存するのはピエナファリア。殿にナリタブレードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エアファンディタが別次元の決め脚を炸裂させてライバルたちを一刀両断

先頭はバトーデュシエルでリードは半馬身。2番手にワイドカントが続く。そのすぐ後ろ、ロードベイリーフ、ジュヌヴィエーブ、スリーコーズクライらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、6番手から抜け出したのはヒルノエドワード。そのまま押し切るかに思われたが、後方4番手にいたエアファンディタが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を挙げた。2着には、中団前目の位置から素晴らしい伸び脚で猛進したヒルノエドワードが続き、2着と3馬身差の3着には、後方2番手の位置から妙々たる末脚を繰り出したナリタブレードが入った。そこからクビ差遅れた4着には、途中から先頭に立ったバトーデュシエルが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたタイセイメガロスが食い込んだ。1番人気のロードベイリーフは好位にいたが見せ場なく6着に敗れた。2番人気のワイドカントは2番手にいたが最後一杯になって9着に敗れた。