チョウカイリュウ（2000年生、母スターブリツジ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、一山育成牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、鳥海商事によって367.5万円で落札された。

2歳（2002年）

6月16日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は492kg。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

11月23日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1190m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジェミーミシルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2003年）

1月14日、中6週で迎えた3戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のディヴィニテロワに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

2月19日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

3月5日、中1週で迎えた5戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳オープンの’03雲取賞（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

8月16日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夕顔特別（大井ダート1690m 雨/不良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、伸びてきたスピードレインボー決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月25日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦のマリーゴールド特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るフジタカチャチャを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月29日、中4週で迎えた10戦目は、レミニス賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月9日、中0週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のオパール賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた12戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1790m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた13戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、秋嶺賞（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアイサルバトーレに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

12月31日、中4週で迎えた14戦目は、カウントダウン賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2004年）

1月21日、中2週で迎えた15戦目は、春駒賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

9月15日、約8か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般B2四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたホッカイセリア決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のながつき賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルモントサファリを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を収める

11月13日、中3週で迎えた19戦目は、紅葉賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のスーパーエーブルを3/4馬身振り切って6勝目を掴み取った。

12月27日、中5週で迎えた20戦目は、グッドラック賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

5歳（2005年）

4月5日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月8日、中4週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のカシオペア賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。