スーサンストリーム（2007年生、母レイナシンフォニー）

スーサンストリーム（2007年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主の愛称＋時流」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時9歳）と交配したレイナシンフォニーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地31戦2勝2着2回、中央障害7戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

7月18日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

12月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3歳（2010年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、メメビーナスに半馬身交わされて2着となった。

1月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナリタシルクロードに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田竜二騎手（8戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で和田竜二騎手（9戦1勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

4月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田竜二騎手（10戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた13戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月25日、連闘で迎えた14戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた15戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したパルラメンターレを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

11月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（12戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のアルバトンを3/4馬身振り切って休み明け初戦を物にした。

12月25日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（13戦2勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

4歳（2011年）

1月15日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（14戦2勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（15戦2勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（16戦2勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

4月2日、中6週で迎えた21戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の由布院特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下の宇佐特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上1000万下の鴨川特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

10月2日、約5か月の休み明けで迎えた24戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（17戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（18戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（19戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた27戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 小雨/不良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

5歳（2012年）

1月5日、中6週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（20戦2勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた29戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月15日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた30戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウデザイアから1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月28日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったノボリデュークから1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月16日、中2週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイシングロウから3馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中3週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカマジェスタに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月12日、中3週で迎えた35戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2013年）

10月13日、約14か月の休み明けで迎えた36戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた38戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。