ベルシック（2017年生、母ティープリーズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡田繁幸によって162万円で落札された。

2歳（2019年）

6月16日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/重）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

9月7日、中2週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

11月16日、中9週で迎えた6戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

3歳（2020年）

1月26日、中9週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた8戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

2020年2月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月15日、中2週で迎えた10戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったリワードアルフィンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗れた。

3月25日、中0週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた12戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したセイスケルツォを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジョウショーカーブを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったアーヴィングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月31日、中1週で迎えた15戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったリワードアルフィンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るキズナビームを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のククルティハールに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月8日、中2週で迎えた19戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったトウカイバリエンテに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた22戦目は、森松さやか誕生祭特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノラッシュに約14馬身の大差をつけて勝利をモノにする

10月10日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るライディングハイを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って圧倒的支持に応えた。

11月1日、中2週で迎えた24戦目は、リンドウ特別（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2021年）

1月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたマイネルチェスト決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

1月26日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレークサイドに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月7日、中1週で迎えた27戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（5戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったジャスパーゲランに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月28日、連闘で迎えた29戦目は、瑛ちゃんの誕生日特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた30戦目は、浅春特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったナムラシングンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月28日、中1週で迎えた31戦目は、春暖特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（7戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったマインシャッツに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた35戦目は、緑風特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（9戦3勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

2021年6月18日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。