アジュディハルオー（2011年生、母ロッキーダンサー）

アジュディハルオー（2011年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時24歳）と交配したロッキーダンサーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、地方19戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の2歳。

経歴

デビュー前

橋本和馬厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2013年）

11月4日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアイムユニバースを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2014年）

6月5日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエスプリドールに1馬身1/4の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

7月31日、中7週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSPAT4プレミアムポイント賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

10月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、飛鳥さくら賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた6戦目は、うさぎ座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、目黒区特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

4歳（2015年）

1月19日、中7週で迎えた8戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月23日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1五 C2四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（8戦2勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ブライトライジンに交わされて4馬身差の2着となった。

4月8日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1六 C2四（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（9戦2勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1五 C2四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（10戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた14戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1六 C2四（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、アートガウディに交わされて5馬身差の2着となった。

6月25日、中2週で迎えた16戦目は、エルタニン特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

7月27日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のウエスタンビバをクビ差振り切って3勝目をマークした。

8月25日、中1週で迎えた19戦目は、処暑特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で西啓太騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。