ベアラントラブ（1983年生、母ハマノオークス）

ベアラントラブ（1983年6月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフアバージ（当時22歳）と交配したハマノオークスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。戦績は、中央平地8戦2勝2着1回、地方12戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1986年の葺合特別(400万下)。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

3月22日、デビュー戦は4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。鞍上は樋口弘騎手。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るノーブルルビーを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切ってトップでゴールに飛び込んだ。

4月12日、4歳400万下のわらび賞（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

5月4日、3歳G3の京都4歳特別（京都芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で樋口弘騎手。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月23日、4歳以上400万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で樋口弘騎手。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

12月14日、4歳以上400万下の葺合特別（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナチノパーソを3/4馬身振り切ってトップでゴールインした。

4歳（1987年）

3月15日、5歳以上900万下の甲武特別（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアキヨシリュウに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

5歳（1988年）

1月16日、5歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月30日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は飯田明弘騎手。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

4月26日、然別賞（帯広ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は安藝郁治騎手。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターカイソウに1馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

5月18日、旭岳賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は松田路博騎手。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトツプクモゼキに1馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

5月30日、利尻賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田路博騎手。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホロトウルフから半馬身差の2着に敗北した。

6月30日、阿寒賞（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田路博騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベストボーイに3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

7月28日、納沙布賞（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松田路博騎手。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月13日、ニセコ賞（岩見沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松田路博騎手。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターカイソウから半馬身差の2着となった。

10月13日、ステイヤーズカップ（岩見沢ダート2600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松田路博騎手。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1989年）

7月5日、カルビー特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藝郁治騎手。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月19日、暑寒別賞（岩見沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藝郁治騎手。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月29日、金杯（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は松田路博騎手。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（1990年）

4月19日、白樺特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は安藝郁治騎手。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシヨウハイオージをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

8月30日、手稲特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藝郁治騎手。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。