ジョイフルバイオ（2006年生、母ブリリアントバイオ）

ジョイフルバイオ（2006年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「喜びの＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のジェリ（当時14歳）と交配したブリリアントバイオが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中館牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方17戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の五峰山特別。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

5月9日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

7月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の五峰山特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテイエムカゲトラに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月15日、中4週で迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた5戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月29日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のフジノチヨヒメに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

6月15日、中6週で迎えた13戦目は、神姫バス杯（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた15戦目は、夕刊フジ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

8月31日、中2週で迎えた17戦目は、多可特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた18戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、さるすべり賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。