ジョーディッガー（1995年生、母ジョーエスペランス）

ジョーディッガー（1995年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時8歳）と交配したジョーエスペランスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は橋爪松夫。戦績は、中央平地30戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

4月25日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未出走（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウインディヒルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月16日、中2週で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京芝2000m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下のあじさい賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月3日、中6週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスプライトスズカにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月25日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の堀川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（5戦0勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、6着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（6戦0勝）。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、最後はショウザンリキオーと並んで5着同着となった。

12月6日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（7戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4歳（1999年）

1月9日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（8戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で角田晃一騎手（9戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で角田晃一騎手（10戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（12戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダイヤモンドピアスに1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。

5月30日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の賢島特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（14戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（15戦1勝）。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

8月8日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で角田晃一騎手（16戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

8月28日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた22戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。17頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したミュージックシチーに半馬身届かず2着となった。

5歳（2000年）

6月25日、約10か月の休養明けで迎えた23戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（17戦1勝）。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた25戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の足立山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月14日、中7週で迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（18戦1勝）。17頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

10月29日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（19戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したエアトゥーレに3/4馬身届かず2着となった。

11月18日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（20戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（21戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。