サパンドノエル（2010年生、母シャインアップル）

サパンドノエル（2010年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のホールウォーカー（当時7歳）と交配したシャインアップルが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者はストロベリーフィールドファーム（株）。戦績は、地方14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の2歳。

経歴

デビュー前

小林真治厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2012年）

11月23日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 雨/重）に出走。馬体重は475kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のゴールドメンバーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の新芽特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

3歳（2013年）

2月11日、中6週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

3月20日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4月30日、中5週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた6戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったドリームディバにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた8戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

8月8日、中4週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の3歳C1（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

4歳（2014年）

4月18日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた10戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十三十四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、電光石火賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2七八（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2九十（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、カケオチジョニーにクビ差交わされて2着となった。