ケンタッキースカイ（2021年生、母デザートフラワー）

ケンタッキースカイ（2021年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアポロケンタッキー（当時9歳）と交配したデザートフラワーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は曾我博。2024年の赤兎馬賞で2着に入った他、2024年の芙蓉賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石本孝博厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

8月2日、デビュー戦は落合玄太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したコパノステファニーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた2戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレディパイロに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月27日、中1週で迎えた4戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ6（門別ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ7（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のヴィヴァムーンに1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月8日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ10（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

12月21日、中5週で迎えた7戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若潮特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3歳（2024年）

1月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦のアキュートさんの静かなる闘志!記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

2月22日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた12戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドーンエクスプレスに7馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

5月22日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のポピー特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた14戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の手賀沼特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のガイアエクスプレスに3馬身の差をつけて制した。

6月19日、中2週で迎えた15戦目は、蕨宿特別（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のアトランティスに3馬身の差をつけて5勝目をマークした。

7月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳オープンの赤兎馬賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（2戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ダテノショウグンに交わされて5馬身差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳オープンの芙蓉賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原涼太騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原涼太騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた19戦目は、永代橋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原涼太騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた20戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートクラシック（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で菅原涼太騎手（6戦2勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた21戦目は、秋風特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原涼太騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。