プラチナリボン（2020年生、母リボンチャン）

プラチナリボン（2020年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「プラチナ製のリボン。母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時19歳）と交配したリボンチャンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はカナイシスタッド。主な勝ち鞍は2024年の一般C2 16。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月11日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

3歳（2023年）

2月9日、中6週で迎えた3戦目は、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた7戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた8戦目は、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

8月12日、中6週で迎えた9戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた10戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2024年）

4月27日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったスイカズラに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた12戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマーベラスムーンをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2 16（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメーリッハベイに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、パイロセーラにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のカミノハイペリオンに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月14日、中2週で迎えた16戦目は、穂1周年記念レース（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したフエルテテソーロに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月1日、中6週で迎えた17戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中直人騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったベニエに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中直人騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミラクルキャッシュに1馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

10月19日、中4週で迎えた19戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中直人騎手（7戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヌーシャテルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月17日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中直人騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。