サクラエスポワール（2001年生、母サクラアガシ）

サクラエスポワール（2001年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋希望（仏）希望の持てる馬であるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラローレル（当時10歳）と交配したサクラアガシが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方17戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の両毛特別(一般B)。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

1月17日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月3日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

8月14日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

9月18日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

10月24日、中4週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、ヤマユリ特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のデルマヨッシーに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、晩秋特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のタキシードフェアーをハナ差制して2勝目を掴み取った。

11月28日、中2週で迎えた10戦目は、両毛特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサウスグローリーに1馬身半の差をつけて優勝

12月19日、中2週で迎えた11戦目は、ディセンバーカップ（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナゾルスターから3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

6月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず12着に敗れた。

7月18日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、ミッドサマー特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月25日、中9週で迎えた15戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、静内町軽種馬生産振興会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月9日、中1週で迎えた16戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、三石ファンクラブ特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（2006年）

4月26日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、日高こんぶ特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、カルビーポテト特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

6月1日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、マイネルセレクト賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた20戦目は、大樹歴舟川特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた21戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、タップダンスシチー賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた22戦目は、ミラ特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月27日、連闘で迎えた23戦目は、十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた24戦目は、JA新冠特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。