レイクキャッスル（1987年生、母レイクレマン）

レイクキャッスル（1987年6月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のクルセダーキヤツスル（当時8歳）と交配したレイクレマンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中島俊明。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回、地方6戦5勝。1990年の菜の花ステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

向山勝厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1989年）

9月16日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は501kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイスプリンターに約21馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノヘツドに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオールスマイルに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオールスマイルに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の新潟ジュニアカップイ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサニーモレナに6馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

12月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の東北サラ3才チャンピオン（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1990年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のうぐいす賞（東京ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた8戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラスズカオーに6馬身の差をつけて順当に勝利した。

3月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンの菜の花ステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったクロスキャストにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗れた。

9月15日、約6か月の休養明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の浦安特別（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

10月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上900万下（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったクラシックブリッジにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

11月10日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上900万下の鷹巣山特別（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。