サンマルーン（2020年生、母サンマルセイコー）

Sun Maroon

2020.04.21

サンマルーン（2020年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時17歳）と交配したサンマルセイコーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田端牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田端牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、田端牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤ステーブルによって363万円で落札された。

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

3歳（2023年）

1月10日、デビュー戦は井上瑛太騎手を鞍上に据えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は443kg。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスカイピースを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた2戦目は、3歳（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワイワイスマイルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上瑛太騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミオファーストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

6月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上瑛太騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のガレージドライブに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月2日、中1週で迎えた5戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るストレリチアを凄まじい末脚でハナ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

8月27日、中7週で迎えた6戦目は、3歳戦の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月21日、中7週で迎えた7戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイガーミノルに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の土佐秋月賞（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上瑛太騎手（6戦4勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったユメノホノオに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月9日、中2週で迎えた9戦目は、C3-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上瑛太騎手（7戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサマービートに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2024年）

1月14日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上瑛太騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフリーウィーリングを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

2月11日、中3週で迎えた11戦目は、バレンタイン特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で井上瑛太騎手（9戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた12戦目は、啓蟄特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で井上瑛太騎手（10戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウカイラメールに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月17日、中1週で迎えた13戦目は、八畳岩特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で井上瑛太騎手（11戦7勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。