モガミシラオキ（1987年生、母カミノシラオキ）
Mogami Shiraoki
1987.04.07
モガミシラオキ（1987年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時13歳）と交配したカミノシラオキが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地18戦1勝2着4回、地方36戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
中村均厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1989年）
7月16日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に敗れた。
7月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハクヨウホープに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。
8月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
9月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。
3歳（1990年）
2月11日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。
2月17日、連闘で迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。
3月11日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアサクサターザンに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
3月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラストエンペラーをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
4月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた10戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のゆきつばき賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。
5月12日、中1週で迎えた11戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこけもも賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
6月2日、中2週で迎えた12戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のかきつばた賞（阪神芝2500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
6月24日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。
7月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下のなでしこ賞（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
8月5日、中3週で迎えた15戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったチョウカイビートに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
8月18日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の北洋特別（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったヌエボトウショウに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
9月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
4歳（1991年）
11月7日、約14か月の休み明けで迎えた19戦目は、山下信雄騎手を鞍上に迎えて、駒ヶ岳賞（函館(地)ダート1600m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（1992年）
2月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、うお座特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月8日、中2週で迎えた21戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般A1（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月7日、中3週で迎えた22戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、山吹特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。
4月22日、中1週で迎えた23戦目は、パンジー特別（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月5日、中1週で迎えた24戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、花しょうぶ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
5月25日、中2週で迎えた25戦目は、ヒナゲシ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月22日、約6か月の休み明けで迎えた26戦目は、日下部一二三騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月6日、中1週で迎えた27戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般A2（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた28戦目は、チドリ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月28日、中1週で迎えた29戦目は、寒菊特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は三上智也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。
6歳（1993年）
1月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般A2（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
1月22日、中1週で迎えた31戦目は、まつゆき草特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三上智也騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月9日、中2週で迎えた32戦目は、おひつじ座特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームブーンから4馬身差の2着に敗北した。
2月23日、中1週で迎えた33戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、寒桜特別（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月5日、中0週で迎えた34戦目は、ふきのとう特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグンザンゴツトに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。
3月21日、中1週で迎えた35戦目は、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月5日、中1週で迎えた36戦目は、とき草特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月4日、中3週で迎えた37戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、牡丹特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のエディターに1馬身半の差をつけて優勝
5月16日、中1週で迎えた38戦目は、ヒナゲシ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月30日、中1週で迎えた39戦目は、シンビジュウム特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマックスパワーから3馬身差の2着となった。
6月21日、中2週で迎えた40戦目は、吉田一騎手を鞍上に迎えて、オールスターカップ（足利ダート1900m 曇/重）に出走。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月15日、中2週で迎えた41戦目は、盛夏特別（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月26日、中1週で迎えた42戦目は、太平記記念（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田一騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた43戦目は、葉月特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田一騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月25日、中1週で迎えた44戦目は、ほおずき特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた45戦目は、うぐいす特別（足利ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田一騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた46戦目は、長月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田一騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月5日、中1週で迎えた47戦目は、古賀志山特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田一騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた48戦目は、稲穂賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田一騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月14日、中2週で迎えた49戦目は、せんげん山特別（足利ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月8日、中2週で迎えた50戦目は、あすなろ特別（宇都宮ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月30日、中2週で迎えた51戦目は、春待月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は吉田一騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
7歳（1994年）
1月10日、中1週で迎えた52戦目は、初夢特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田一騎手（10戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハシノキセキから2馬身半差の2着となった。
1月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた53戦目は、ばん阿賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田一騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から5kg絞って迎えた54戦目は、袋川特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三上智也騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハシノキセキから1馬身半差の2着となった。