ロバリープリンス（1997年生、母カーニバルクイーン）

ロバリープリンス（1997年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時10歳）と交配したカーニバルクイーンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は（株）新田牧場。戦績は、地方8戦2勝2着1回。1999年の東北サラブレッドチャンピオン(地方重賞)で2着に入った他、1999年の南部駒賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、新田牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、主取によって円で落札された。1歳のとき、新田牧場から「北海道7月特別市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

村上昌幸厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1999年）

6月12日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のケンジホマレに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳A（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月30日、中5週で迎えた3戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはまぎく賞（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のライトアンビシャスに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月3日、中4週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の東北ジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた5戦目は、4歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の南部駒賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の東北サラブレッドチャンピオン（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンデーツヨシからクビ差の2着となった。

3歳（2000年）

4月1日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。