サンデーツヨシ（1997年生、母タカノカイソク）

サンデーツヨシ（1997年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時5歳）と交配したタカノカイソクが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山春牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方40戦11勝2着1回。2001年のサンタアニタトロフィー(ハンデ地方重賞)に勝利した他、1999年の東北サラブレッドチャンピオン(地方重賞)を制する活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

大沢勝宣厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1999年）

5月30日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、3歳A1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタカマツノーリュトに約17馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

6月29日、中3週で迎えた2戦目は、3歳A1（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセトノゴールドに5馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

7月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の若菜特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルハチチャンプに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月5日、中5週で迎えた4戦目は、4歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオトモダチに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の若葉賞（上山ダート1500m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセトノゴールドに3馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

10月18日、中3週で迎えた6戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオサイチセンプーに3馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

11月16日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルハチチャンプをクビ差制して無傷の7連勝を決めた。

12月12日、中3週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の東北サラブレッドチャンピオン（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（6戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のロバリープリンスをクビ差制して無傷の8連勝を決めた。

3歳（2000年）

5月16日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、青葉特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

7月12日、中4週で迎えた11戦目は、3歳G1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた12戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた13戦目は、ハンデ戦の’00アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトーシンウイナーを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月13日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の’00クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のセイウンザンに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月17日、中4週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のスーパーチャンピオンシップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

12月4日、中6週で迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、’00かちどき賞（大井ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

4歳（2001年）

1月17日、中3週で迎えた18戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（7戦2勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月7日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた20戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 雨/重）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた21戦目は、地方重賞のフロンティアスプリント盃（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサプライズパワーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月17日、中2週で迎えた22戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（10戦2勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

6月26日、中9週で迎えた23戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（11戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のリガメエントキセキを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月27日、中8週で迎えた25戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた26戦目は、G3のさくらんぼ記念（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた27戦目は、G1のJBCスプリント（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

12月10日、中5週で迎えた28戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、G3のとちぎマロニエカップ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月30日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンの勝島オープン（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（13戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2002年）

2月11日、中5週で迎えた30戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3月21日、中4週で迎えた31戦目は、地方重賞のフロンティアスプリント盃（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（14戦3勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた32戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月8日、中3週で迎えた33戦目は、G2のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（15戦3勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月17日、中5週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1190m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（16戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた35戦目は、NSTオープン（新潟芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（17戦3勝）。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では目立つような脚を使えず18着に終わった。

11月12日、約4か月の休み明けで迎えた36戦目は、地方重賞のラ・フランス賞（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（7戦7勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月28日、中6週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンのゆりかもめオープン（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6歳（2003年）

1月15日、中2週で迎えた38戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

3月19日、中8週で迎えた39戦目は、地方重賞のフロンティアスプリント盃（大井ダート1190m 晴/不良）に出走。鞍上は市村誠騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7歳（2004年）

8月17日、約17か月の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた40戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月11日、中7週で迎えた41戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。