ネライダ（2004年生、母ニッポーバーディー）

ネライダ（2004年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「水の精（ギリシャ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時11歳）と交配したニッポーバーディーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）本間牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方37戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2 13。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

6月3日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

6月24日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

7月14日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

11月14日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず最後はザッツオーケーと並んで5着同着となった。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D6二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた8戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4歳（2008年）

1月1日、連闘で迎えた9戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、スタージョッキーズステージ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

1月24日、中0週で迎えた11戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D7一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月13日、連闘で迎えた13戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6一（園田ダート1400m 雪/不良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

2月26日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月11日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

3月20日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上D6四（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた19戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた20戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C2 13（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた21戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C2 14（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた22戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のターフギムレットに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月13日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月3日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、一般C2 15（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったソニックトップから1馬身差の2着となった。

9月7日、中2週で迎えた26戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノカーラに4馬身の差をつけて優勝

9月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2 12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったソニックトップからハナ差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2 12（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2 12（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2-13ハ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で周藤直樹騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で周藤直樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2 12（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で周藤直樹騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2009年）

1月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で周藤直樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

1月11日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2-14ホ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で周藤直樹騎手（9戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバラエティホールから3/4馬身差の2着となった。

1月24日、中1週で迎えた36戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2 15（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月1日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2 15（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた38戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2 15（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2-17ロ（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（10戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2 15（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2 15（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。