メイレディ（2009年生、母ゴッドエンジェル）

メイレディ（2009年5月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時17歳）と交配したゴッドエンジェルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小池博幸。戦績は、地方31戦5勝2着12回。2012年の兵庫ダービー(地方重賞)に勝利した他、2012年のル・プランタン賞(牝地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

保利良次厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2011年）

6月21日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/重）に出走。馬体重は467kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のカミノフローレンスに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月4日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったアスカリーブルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったアスカリーブルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したアスカリーブルにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月20日、中3週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の兵庫若駒賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のケンスターハーバーに5馬身の差をつけて制した。

11月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、勝ったケンスターハーバーにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したポアゾンブラックを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3歳（2012年）

1月19日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したスズカウインダーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

2月15日、中3週で迎えた10戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のブレイクビーに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

3月19日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキミニコイシテからクビ差の2着に甘んじた。

4月13日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のガルシーズンに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月17日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マーメイドジャンプに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のポアゾンブラックを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月7日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、ハンデ地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた16戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（10戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた17戦目は、加古川くつした特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったピシーズクイーンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ地方重賞の楠賞（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた19戦目は、楽天競馬で買いま賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

4歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上A1 A2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったオメガキングコングに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

1月30日、中3週で迎えた21戦目は、エフエムあまがさき82.0MHz賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月20日、中2週で迎えた22戦目は、JRASSカップ（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

3月13日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた23戦目は、山口シネマ賞（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた25戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、黄桜かっぱ特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた26戦目は、あやめ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた27戦目は、かすみそう賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（12戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

11月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

12月10日、中2週で迎えた29戦目は、大日本プロレスカップ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた30戦目は、城山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（14戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したドナメデューサにハナ差届かず2着に惜敗した。

5歳（2014年）

1月14日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（15戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したリアルビーストを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。