シュンセツジョウ（1986年生、母ランセツジョー）

シュンセツジョウ（1986年3月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時7歳）と交配したランセツジョーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣政治。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方16戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

西塚十勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

12月11日、デビュー戦は菅原隆明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

3歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原隆明騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原隆明騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4月2日、中5週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原隆明騎手（5戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたメジロミラマー決め手に屈してクビ差の2着となった。

4月22日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原隆明騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原隆明騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のディルビアーナに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月23日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原隆明騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4歳（1990年）

1月14日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原隆明騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

2月26日、中5週で迎えた11戦目は、福田三郎騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福田三郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた13戦目は、リーディングジョッキー賞典（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で福田三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般B2（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月2日、中0週で迎えた15戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた16戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドリツチから半馬身差の2着となった。

6月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般B1 B2（足利ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた18戦目は、クンシラン特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカザンホープをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

8月19日、中2週で迎えた21戦目は、葉月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で早川順一騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた22戦目は、萩特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で早川順一騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミハウゼに1馬身半の差をつけて制した。

5歳（1991年）

4月3日、約7か月の休養明けで迎えた23戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた24戦目は、水野善太騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野善太騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野善太騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイゲツコウに2馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。