トライゲットバイオ（1995年生、母アパラチーハニー）

トライゲットバイオ（1995年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時8歳）と交配したアパラチーハニーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦5勝。主な勝ち鞍は1999年の霧降賞(一般C4以下)。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月28日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（1999年）

2月24日、約11か月半の休養明けで迎えた3戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5リ（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤサカミリオンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月25日、中3週で迎えた4戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラシアンセンプーに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

4月11日、中1週で迎えた5戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウイリアムローズに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

5月6日、中3週で迎えた6戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジタカに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月17日、中9週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードコマンドに3/4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月13日、中3週で迎えた8戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた9戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦4勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。