エイシンカシオペア（2011年生、母モンタナガール）

エイシンカシオペア（2011年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコンデュイット（当時6歳）と交配したモンタナガールが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、地方28戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年のファイナルレース(一般C2-8)。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

5月30日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた2戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したイーグルズアイに半馬身届かず2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

11月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、須藤優騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート800m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月9日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須藤優騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた10戦目は、2歳（高知ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で須藤優騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るジョートップレディを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月23日、連闘で迎えた11戦目は、2歳戦の8年間・お疲れ様特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で須藤優騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のキンググレーに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

12月7日、中1週で迎えた12戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で須藤優騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のニシノマリーナに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、2歳地方重賞の金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で須藤優騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

3歳（2014年）

1月1日、連闘で迎えた14戦目は、感謝の一周年記念特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で須藤優騎手（6戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のミネノボサツをアタマ差振り切って圧倒的人気に応えた。

1月12日、中1週で迎えた15戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のドレスアフェアーに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

1月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた17戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カゼノマイヒメに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2ロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、トーセンサイレンスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月23日、連闘で迎えた19戦目は、野村昌平卒業記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた21戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の土佐春花賞（高知ダート1300m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた22戦目は、賀谷祥平騎手を鞍上に迎えて、かつお酒盗特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた23戦目は、ライバルは武豊特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ハンガンボンズに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は賀谷祥平騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた25戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は賀谷祥平騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた27戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で賀谷祥平騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた28戦目は、鈴木彩美お誕生特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で賀谷祥平騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。