アサケスズラン（2001年生、母オーナースズラン）

アサケスズラン（2001年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時8歳）と交配したオーナースズランが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田正己。戦績は、中央平地6戦0勝、地方41戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C8。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑田正己から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月2日、デビュー戦は五十嵐雄祐騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて17着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

10月27日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジケンランナーをクビ差制して初白星を挙げた。

11月28日、中4週で迎えた4戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイスターヴェルクに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月11日、中1週で迎えた5戦目は、シンビジウム特別（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（2004年）

1月3日、中2週で迎えた6戦目は、愛知ユウキクラブ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメグミロマンスから1馬身差の2着に敗北した。

1月22日、中2週で迎えた7戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマサヒメコバンをハナ差制して3勝目を収める

2月9日、中2週で迎えた8戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた9戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月24日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた11戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた13戦目は、3歳500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

7月15日、中5週で迎えた14戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般B14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るエスタンピーダを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月22日、連闘で迎えた15戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定の一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスイズムから半馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデープリティーに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

9月22日、中1週で迎えた19戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた20戦目は、あおなみ荒子川公園駅賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は児島真二騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた22戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた23戦目は、三河臨海緑地特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のメルシーウイスキーに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月29日、中2週で迎えた24戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、プラタナス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦のラップランド賞（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2005年）

1月2日、中1週で迎えた26戦目は、トータリーゼーター頌春賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦の水仙賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定戦のマリモ賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた29戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B6（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた30戦目は、牝馬限定戦のたちばな賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた31戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた32戦目は、牝馬限定の一般B4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた33戦目は、牝馬限定の一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月3日、中0週で迎えた34戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた36戦目は、牝馬限定戦のはまなす賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた38戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた39戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた40戦目は、舞ちゃん誕生祝賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田直樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた41戦目は、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田直樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた42戦目は、ボニート君2才誕生記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田直樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた43戦目は、一般B4-7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で柴田直樹騎手（9戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた44戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柴田直樹騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた45戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柴田直樹騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた46戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、武尊ちゃん誕生記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた47戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。