フラットオブライト（2004年生、母ガゼボムーン）

フラットオブライト（2004年2月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタトップロード（当時8歳）と交配したガゼボムーンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方20戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2006年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

9月12日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のディアマンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2008年）

2月1日、約17か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマンリョウキラリを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月8日、連闘で迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ひづめ記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミサキテンリュウを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

2月19日、中1週で迎えた4戦目は、スノーフレーク特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったレインボーダイチに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月3日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

7月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月8日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた8戦目は、祝一口初勝利!第2回廣瀬圭一杯（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったデルマジョンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したストロングキャロルにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月10日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、日景盃（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2009年）

4月24日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、伸びてきたイズミハーバー決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のブラウンジャケットに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

6月5日、中1週で迎えた14戦目は、C級セレクトカップ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒノデボイスに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月28日、中9週で迎えた16戦目は、祝!誕生日菊地真生誕記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月4日、連闘で迎えた17戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウイニングスコアーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月6日、中4週で迎えた20戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。