ウイニングスコアー（2004年生、母ルッキングパレード）

Winning Score

2004.03.30

ウイニングスコアー（2004年3月30日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「勝ち星」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時16歳）と交配したルッキングパレードが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はイシダファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦13勝2着6回。主な勝ち鞍は2007年の如月賞。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月18日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

3歳（2007年）

2月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の如月賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンマルチーフに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月25日、中5週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

5月13日、中6週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

7月22日、中9週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた6戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るブオナセーラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2008年）

3月24日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケープグレイスに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスムースアズシルクに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月29日、中2週で迎えた9戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ユウガブリエルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月20日、中2週で迎えた10戦目は、AAAGROUP開設記念（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のスムースアズシルクに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C8（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のサンケイサウージに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（6戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキクノディアナを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って断然人気に応えた。

7月3日、中1週で迎えた13戦目は、東海・近畿交流特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（7戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

8月8日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、C級セレクトカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったメルシーマックにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（9戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウトウシに9馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月5日、中1週で迎えた16戦目は、彼岸花特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったキクノディアナに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中4週で迎えた17戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバブルケットに約13馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、C級セレクトカップ（名古屋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナルセヒカリに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月5日、中1週で迎えた19戦目は、晩秋特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（12戦8勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノボバウワーに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5歳（2009年）

8月14日、約9か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（13戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた21戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったホウライエイブルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（14戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のフラットオブライトに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

10月1日、中1週で迎えた23戦目は、長月特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（15戦10勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のメルシードリームに2馬身半の差をつけて制した。

10月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたオンワードファイン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月17日、中4週で迎えた25戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったシンワコウジに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。