スムースアズシルク（2004年生、母ベラヴィーター）

スムースアズシルク（2004年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「絹のように滑らかに」。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したベラヴィーターが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）蛯名牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方36戦4勝2着10回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

3月4日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

6月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に敗れた。

7月22日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

10月24日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマートシガーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月30日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C28（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2008年）

3月3日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C33（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベルモントシャーリに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉地学騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアブソルートラインに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月8日、中2週で迎えた12戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったウイニングスコアーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月15日、連闘で迎えた13戦目は、一般C20（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマヤノパガニーニに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中2週で迎えた14戦目は、広尾サポート倶楽部賞（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は倉地学騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、AAAGROUP開設記念（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったウイニングスコアーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したヒシインパラにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月17日、中1週で迎えた17戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた18戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るファンタジーオペラを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月17日、中2週で迎えた19戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったガランに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月6日、中2週で迎えた20戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（7戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スリーラジアルに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月17日、中3週で迎えた22戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったヒシルートに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメモリーアピールを異次元の末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

11月20日、中3週で迎えた24戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C10（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2009年）

1月2日、中3週で迎えた26戦目は、祝増井健人・山田幸枝結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた28戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったシーコンコードに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた30戦目は、弘子さん62才誕生日記念（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた32戦目は、牝馬限定の一般C9（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた33戦目は、牝馬限定戦の頑張れ加藤誓二騎手!!応援記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったケイウンブルームに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月27日、中1週で迎えた34戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた35戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1（福山ダート1130m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、一般C3（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた37戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月1日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、一般C4（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた39戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた40戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C3（福山ダート1130m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた41戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2010年）

1月10日、中1週で迎えた42戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（福山ダート1130m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。