コットンフィール（2000年生、母デコレイション）
Cotton Feel
2000.04.18
コットンフィール（2000年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「木綿の手触り、飾らない心（母名『デコレイション』対意）」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時15歳）と交配したデコレイションが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地6戦1勝、地方32戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳新馬。
経歴
デビュー前
二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2003年）
2月2日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。
2月23日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカミノイナリワンを鮮やかな末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。
3月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。
3月30日、中1週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。
4月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。
5月17日、中3週で迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
10月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月15日、中3週で迎えた8戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月29日、中1週で迎えた9戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。
12月28日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた10戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4歳（2004年）
4月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた11戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月25日、中1週で迎えた12戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月5日、中0週で迎えた13戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。
5月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月30日、中1週で迎えた15戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンシンバルから2馬身半差の2着となった。
6月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月10日、中3週で迎えた17戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月26日、中1週で迎えた18戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月24日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた22戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月26日、中2週で迎えた23戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。
5歳（2005年）
4月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のケイコアンバーを3/4馬身振り切って久しぶりに美酒を浴びた。
4月18日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマキバスピリットを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を挙げた。
5月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のカンロクをクビ差振り切って勝利を手に入れた。
5月23日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のフジノゴールドをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。
6月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6月18日、中1週で迎えた29戦目は、ハーベストカップ（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベルモントルークに1馬身半の差をつけて優勝
10月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた30戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた31戦目は、賞金ハンデレース（盛岡ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（10戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。
11月20日、中3週で迎えた32戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（11戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。
12月3日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒメツバキに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
12月18日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリュウタローに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6歳（2006年）
3月27日、約3か月半の休養明けで迎えた35戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（12戦5勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。
4月9日、中1週で迎えた36戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。
4月23日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（13戦5勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
5月13日、中2週で迎えた38戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。