エイコーリリー（2002年生、母ツルマルザクラ）

エイコーリリー（2002年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「栄光＋家族名」。毛色は鹿毛。種牡馬のタバスコキャット（当時11歳）と交配したツルマルザクラが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）駿河牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方38戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2007年の一般C13。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月16日、デビュー戦は南田雅昭騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は494kg。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月29日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に終わった。

7月3日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に敗れた。

8月20日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

9月28日、中5週で迎えた5戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノシラユキから半馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブライダルチケットに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月19日、連闘で迎えた7戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームボーイに3/4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノヒナタをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

11月22日、中2週で迎えた9戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカルリュウホウからクビ差の2着に惜敗した。

12月14日、中2週で迎えた10戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2006年）

1月2日、中2週で迎えた11戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンシベガから1馬身差の2着に敗北した。

1月25日、中2週で迎えた12戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月8日、中9週で迎えた13戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のオールラックに1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

4月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（5戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（6戦3勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた16戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のロードプラネットをハナ差制して5勝目を手に入れた。

6月6日、連闘で迎えた17戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中良明騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（7戦3勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（8戦3勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた22戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（9戦3勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた25戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月24日、中9週で迎えた26戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（11戦3勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた27戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（12戦3勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

5歳（2007年）

1月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（13戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムサツマオーから5馬身差の2着となった。

1月31日、連闘で迎えた30戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（14戦3勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートコスモスに半馬身の差をつけて制した。

2月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（15戦4勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタラートキンギンから3馬身差の2着となった。

3月7日、連闘で迎えた33戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（16戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（17戦4勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた35戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（18戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のルンバメモリーに1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（9戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラストドリームから2馬身半差の2着となった。

5月29日、中1週で迎えた37戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた38戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた39戦目は、肥後朝顔特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（19戦5勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた40戦目は、夏の蝶特設（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中良明騎手（12戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた41戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（13戦2勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったティルティルから1馬身差の2着となった。

8月12日、中2週で迎えた42戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。