フミノシラユキ（2002年生、母フミノクリスタル）

フミノシラユキ（2002年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋白雪」。毛色は芦毛。種牡馬のウェイオブライト（当時6歳）と交配したフミノクリスタルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）福満牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方42戦6勝2着12回。主な勝ち鞍は2007年の一般C16。

経歴

デビュー前

1歳のとき、福満牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

3月26日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた2戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず13着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた4戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた5戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

9月28日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコーリリーに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月19日、中2週で迎えた9戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエンゼルティアラに4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4歳（2006年）

2月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた12戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた13戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヨーロピアンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月26日、中2週で迎えた14戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた15戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンカハッキから1馬身差の2着となった。

6月13日、中2週で迎えた16戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノモナークから2馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉留孝司騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトシイチダンディーから5馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中2週で迎えた19戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉留孝司騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた20戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉留孝司騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシラヌイヒメから半馬身差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉留孝司騎手（10戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月26日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉留孝司騎手（11戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターノボルオーをクビ差制して4勝目を手に入れた。

10月18日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた23戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉留孝司騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉留孝司騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた25戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で吉留孝司騎手（14戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で吉留孝司騎手（15戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C16（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉留孝司騎手（16戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた28戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉留孝司騎手（17戦3勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンシノサマーから3馬身差の2着となった。

5歳（2007年）

1月10日、中0週で迎えた29戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（18戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノブレイブから4馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中1週で迎えた31戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月13日、連闘で迎えた32戦目は、一般C16（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた33戦目は、一般C15（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月28日、中6週で迎えた34戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったティルティルから6馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（4戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた36戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた37戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスナークユーゲントをクビ差制して断トツ人気に応えた。

7月11日、中3週で迎えた38戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンドバギーから2馬身半差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた39戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（5戦2勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンコンドルをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

8月19日、中3週で迎えた40戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（6戦3勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストショットから6馬身差の2着となった。

9月26日、中4週で迎えた41戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（7戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイプルゴゼンから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた42戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、秋の運動会特設（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサミーテンボシからクビ差の2着に甘んじた。

10月24日、中1週で迎えた43戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（8戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた44戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（9戦3勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムウタヒメから3/4馬身差の2着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた45戦目は、黒川温泉旅館組合特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（10戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた46戦目は、肥後菊特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（11戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（2008年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた47戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（19戦3勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた48戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（12戦3勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた49戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（20戦3勝）。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。