ベストショット（2004年生、母レットルダムール）

ベストショット（2004年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高の一場面」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時6歳）と交配したレットルダムールが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地4戦0勝、地方38戦13勝2着10回。主な勝ち鞍は2007年の一般C12。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月7日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

3歳（2007年）

4月28日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月12日、中1週で迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

7月11日、中8週で迎えた5戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C27（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーフガタから2馬身半差の2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた6戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスターオブストーンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月19日、中3週で迎えた7戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノシラユキに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月26日、中4週で迎えた8戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエアートライブから3馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中2週で迎えた9戦目は、一般C11（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフクノカミに半馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月23日、連闘で迎えた10戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジョリーズマスクに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムルパンに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（7戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズチーターから4馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で杉村一樹騎手（8戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月24日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、九州ホワイトクリスマス賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で杉村一樹騎手（9戦5勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマウナケアを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

12月31日、連闘で馬体重を前走から13kg戻して迎えた15戦目は、ピユアブリス特設（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で杉村一樹騎手（10戦5勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウダークをクビ差制して優勝

4歳（2008年）

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で杉村一樹騎手（11戦6勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で杉村一樹騎手（12戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で杉村一樹騎手（13戦6勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンパキラからハナ差の2着に甘んじた。

5月20日、中0週で迎えた19戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で杉村一樹騎手（14戦6勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイウンライジンから3/4馬身差の2着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で杉村一樹騎手（15戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワタリパークからクビ差の2着に甘んじた。

6月24日、中2週で迎えた21戦目は、パチ☆チャンスカップ（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で杉村一樹騎手（16戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた22戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で杉村一樹騎手（17戦6勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた23戦目は、銚厘特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で杉村一樹騎手（18戦6勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で杉村一樹騎手（19戦6勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月28日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で杉村一樹騎手（20戦6勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた26戦目は、祝!荒尾NRS杯（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で杉村一樹騎手（21戦6勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた27戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、寒椿特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた28戦目は、九州ホワイトクリスマス賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（22戦6勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5歳（2009年）

1月1日、中1週で迎えた29戦目は、勇一君祝厄明け!（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のローランケイプに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月20日、中2週で迎えた30戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムテルスターをクビ差制して人気に違わぬ実力を証明した。

2月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーシアーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月18日、中1週で迎えた32戦目は、小笠原大輔今年こそ幸せに!（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中良明騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のホホエミプリンセスに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中良明騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングカングから半馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中良明騎手（6戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンゴクコンバットから2馬身半差の2着に敗北した。

3月29日、中1週で迎えた35戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中良明騎手（7戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた36戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（23戦6勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、中0週で迎えた37戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（24戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた38戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（25戦6勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のケンドジュウライに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた39戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（26戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアニスに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月18日、連闘で迎えた40戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（27戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノスエヒロガリに2馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

7月1日、中1週で迎えた41戦目は、荒尾マジャク釣り特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（28戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアニスから1馬身差の2着に敗北した。

10月15日、約3か月半の休み明けで迎えた42戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。