ジョリーズマスク（2003年生、母スウィートマスク）

ジョリーズマスク（2003年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時16歳）と交配したスウィートマスクが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山本牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方41戦13勝2着11回。主な勝ち鞍は2009年のわれもこう特選(一般C8)。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

7月9日、デビュー戦は菊地昇吾騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

8月6日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

4歳（2007年）

1月10日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から41kg戻して迎えた3戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレーヴァティンから8馬身差の2着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた4戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた5戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスターペストシコに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月25日、中9週で迎えた6戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンガスグリーンから2馬身半差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた9戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケイウンゴールドに9馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（6戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた11戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（7戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハーロンフォンテンに9馬身の差をつけて制した。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュンノチケットからクビ差の2着に甘んじた。

8月19日、中2週で迎えた13戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（9戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノシャダイに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月26日、中4週で迎えた14戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（10戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月23日、中0週で迎えた16戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストショットから1馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（11戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノウイッシュをクビ差制して断然の支持に応えた。

11月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（12戦4勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

12月22日、中3週で迎えた19戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（13戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2008年）

2月13日、中7週で迎えた20戦目は、バレンタインデー特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（14戦4勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターペストシコから4馬身差の2着となった。

3月4日、中2週で迎えた21戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（15戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハーロンフォンテンからクビ差の2着に甘んじた。

3月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C11（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（16戦4勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月18日、約3か月の休み明けで迎えた23戦目は、花菖蒲特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（17戦4勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーローマンに2馬身の差をつけて優勝

7月2日、中1週で迎えた24戦目は、荒尾マジャク釣り特設（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（18戦5勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた25戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツイチビークァイからクビ差の2着となった。

8月10日、中2週で迎えた26戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（19戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルゼファーから1馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中3週で迎えた27戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（20戦5勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモウィップに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったティルティルから3/4馬身差の2着に敗北した。

6歳（2009年）

3月4日、約5か月半の休み明けで迎えた29戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のファインパレスに4馬身の差をつけて休養明けの一戦を制した。

3月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（5戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

4月22日、中4週で迎えた31戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（6戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

4月29日、連闘で迎えた32戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（7戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月9日、中0週で迎えた33戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムオオドリーに2馬身の差をつけて9勝目を獲得した。

5月27日、中2週で迎えた34戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートホーラーから1馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた35戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた36戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた37戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセフティーフリーズに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月30日、中1週で迎えた39戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーディーエアから半馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中5週で迎えた40戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月19日、中0週で迎えた41戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩永千明騎手（6戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルオスズヤマに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月8日、中2週で迎えた42戦目は、荒尾梨特選（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩永千明騎手（7戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーディーエアに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月21日、中1週で迎えた43戦目は、われもこう特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩永千明騎手（8戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノビッグチーフをハナ差制して断トツの支持に応えた。