グラスフォーエバー（2001年生、母ソルティー）

グラスフォーエバー（2001年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋永遠に」。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時7歳）と交配したソルティーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月20日、デビュー戦は五十嵐雄祐騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月12日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2005年）

4月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4月18日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月1日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた9戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

5月15日、中1週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るイシノチェルシーを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

6月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で須田英之騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で須田英之騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

9月4日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月18日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた17戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベッピンサバンナを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。