キービューティー（2006年生、母イソノフラワー）

キービューティー（2006年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋美しさ」。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時13歳）と交配したイソノフラワーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方30戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

3月29日、デビュー戦は上野翔騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

7月12日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

10月16日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月23日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したヨクバリージョを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月2日、中0週で迎えた8戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったオペラシューズに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C22（名古屋ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C24（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた11戦目は、敏秋・美紀結婚13周年記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた12戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C24（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた14戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4歳（2010年）

1月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C25（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた16戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた17戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた18戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた19戦目は、牝馬限定の一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、祝、大川高利さん古希記念（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた21戦目は、吉野莉菜1歳誕生日記念（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた22戦目は、一般C28（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた23戦目は、一般C27（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた24戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた26戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月13日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、アミフジリュージュにクビ差交わされて2着となった。

7月18日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず最後はコンバットポケットと並んで4着同着となった。

7月25日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた34戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた35戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。