プリズムアーク（2016年生、母ユーリカ）

プリズムアーク（2016年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「プリズム＋弧。気象光学現象による空の輝き」。毛色は鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時8歳）と交配したユーリカが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C2二三。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

6月24日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

11月3日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

12月16日、中5週で迎えた4戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のペルセウス特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のカシオペア特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったグラシアスゼロに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2019年）

1月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスッポンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた8戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモリデンヘイローに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヤマニンメイアルアに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の土佐春花賞（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた12戦目は、アペックス西日本特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサチノマリアージュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の仙台屋桜特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた14戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月18日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

6月12日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、中富良野町営ラベンダー園特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた17戦目は、カスミソウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、登別地獄まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

8月19日、中5週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた19戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた20戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、3歳（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた24戦目は、3歳戦の藤袴特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

11月5日、中1週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた25戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で秋元耕成騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた26戦目は、3歳（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で秋元耕成騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4歳（2020年）

1月4日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた28戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、ミナト×マチ杯（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月6日、中4週で迎えた29戦目は、祝!定年退職!渡辺等さん!記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

3月27日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた30戦目は、一般C2十一十二十三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月17日、中2週で馬体重を前走から23kg絞って迎えた31戦目は、豊原宏さんお疲れさまでした!祝.定年記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のビドウに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月13日、中3週で迎えた32戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた33戦目は、露草賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた34戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったウラカンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のツルガオウに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月7日、中2週で迎えた36戦目は、法師蝉賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

11月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた37戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた38戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、ゆがわら戦隊ゆたぽんファイブカップ（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

5歳（2021年）

1月3日、中2週で迎えた39戦目は、大黒天賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた40戦目は、川崎記念3連覇ホッコータルマエメモリアル（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、エクストラノートに交わされて7馬身差の2着となった。

4月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた41戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた42戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマダムフィガロを半馬身差し切って7勝目を挙げた。

5月26日、中1週で迎えた43戦目は、金魚草賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた44戦目は、泰山木賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。