ロイヤルエクセル（2000年生、母ワンタッチ）

ロイヤルエクセル（2000年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時12歳）と交配したワンタッチが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方30戦6勝2着6回。2003年のベイシティカップで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川島和美厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2002年）

12月20日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ラッキーダーリングに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3歳（2003年）

4月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスマイルシェーバーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヴォルデモートに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月14日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のオーシャンスキャンを半馬身振り切って3勝目を獲得した。

11月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳オープンのベイシティカップ（船橋ダート1700m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦2勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、チョウサンタイガーに交わされて3馬身差の2着となった。

12月11日、中4週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1800m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は森下博騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

4歳（2004年）

4月1日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るプラチナビコーを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

4月19日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイクアップレディにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のセイワペルセウスを3/4馬身振り切って5勝目を収める

5月14日、中0週で迎えた10戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5歳（2005年）

4月20日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた11戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、扇島特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた12戦目は、浮島特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた13戦目は、鹿島田特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた14戦目は、パール特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、スウィープダンスに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月4日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた16戦目は、シーサイド特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤博紀騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた17戦目は、ビーチサイド特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤博紀騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたアストロラヴ決め手に屈してクビ差の2着となった。

9月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1五六（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤博紀騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

9月26日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤博紀騎手（8戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたラビーエメラルド決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6歳（2006年）

1月25日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤博紀騎手（9戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二三（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤博紀騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のテンザンキセキをハナ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

2月21日、中1週で迎えた22戦目は、望春特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤博紀騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1八九（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤博紀騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤博紀騎手（13戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月5日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（14戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（15戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（16戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

8月21日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（17戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。